イノベーション事業
静岡県は、2月13日に令和6年度当初予算案を発表しました。
その中で、デジタル関連予算については、15日にも記事を掲載しましたが、今日は、その中でも、注目のイノベーション事業の2本を紹介します。
当初予算案の記者発表資料にも結構目立つように掲載されました。
赤字の「次世代エアモビリティ導入」と「デジタルクリエイター育成」の2事業です。
もう少し詳しく説明します。
次世代エアモビリティ導入事業については、昨年8月に本県と朝日航洋株式会社との間で締結した、次世代エアモビリティ分野における3次元点群データ利活用に関する連携協定をベースとした事業となっています。
連携協定の内容を実践し、近未来技術の象徴である次世代エアモビリティの先進導入地域を目指して、令和6年度は詳細なロードマップを策定します。
本県が目指す方向性について、あるいは本県の強みである3次元点群データを活用した先進的取組を、全国に先駆けて本県をフィールドとしてどのように実施していくのかなど、様々な課題解決の方策や可能性について、ロードマップに盛り込んでいきます。
デジタルクリエイター育成事業については、高度なデジタル人材が活躍する地域を目指して、本県の強みである3次元点群データや、全国に先駆けてゲームクリエイト科を開設した教育機関等の資源を活用し、仮想空間デジタルクリエイト分野の人材育成や、受け皿となる県内企業との連携による交流、共創の場の開設などに取り組んでいくものです。
これら2本の事業は、デジタル戦略局の事業として予算要求してまいりましたが、今後の事業の推進については、部局横断で戦略的に取り組んでいく必要があると考えています。
また、これらは民間の皆様とともに作り上げていく分野でもありますので、様々な分野の方々と意見交換し、皆様の知見もお借りしながら事業を進め、静岡県をより魅力ある地域にしていきたいと考えています。
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