ソフトバンク株式会社との連携協定の締結

　

　今日は、1月26日に行われたソフトバンク株式会社（以下「ソフトバンク」）とのDX推進に関する連携協定の締結について、お話ししたいと思います。

 

　締結式には、ソフトバンクから　三宅富男　常務執行役員　法人事業副統括、静岡県から情報化統括責任者（CIO）である　出野勉　副知事の両名が出席し、連携協定を締結しました。

 

　静岡県は、令和3年度から出野CIOの下、私を担当部長とするデジタル戦略局を置き、「ふじのくにDX推進計画」を策定し、今年度は、計画に基づく様々な取組を行ってまいりました。

　現体制がスタートした令和3年度から、様々な民間企業とDX推進策等について意見交換してきましたが、ソフトバンクからDXを進めるノウハウの提供や人材育成について具体的な提案があったことや、ソフトバンクが全国の自治体との連携に積極的であったことなどを背景に、県内のDX推進に向けた更なる連携強化のために、連携協定を締結することとなりました。

 

　協定では、ソフトバンクの有する豊富な知見やノウハウを活かし、ふじのくにDX推進計画に掲げた「デジタル技術を活用した地域課題の解決」や「県庁DXの推進」について伴走支援いただくとともに、人材の交流を含めたデジタル人材の確保・育成などに連携して取り組むこととしています。

 

　ソフトバンクと静岡県が、双方の資源を有効に活用した協働を進めることにより、デジタル技術を活用して地域の活性化や県民サービスの向上を図っていきたいと考えています。

 

　協定の目的である「デジタル技術を活用した地域課題の解決」や「県庁DXの推進」については、現在、事業展開している「ふじのくにデジタル化事業」において、デジタル技術の活用法などについての職員からの相談に対し、専門的な知見によりデジタル技術の実装に向け伴走支援していただくことを期待しています。

 

また、新年度から県内の自治体では初となるソフトバンクとの相互の人事交流を行うほか、DXの推進に関する職員向けの勉強会の開催などを数多く実施し、デジタル人材を確保・育成していきたいと考えています。