5G基地局設置に係るワンストップ窓口の開設

今日は、前回お話ししたデジタル田園都市国家構想の基盤となる高速・大容量の通信規格5Gのエリア展開を促進するため、アンテナ基地局の設置場所の候補となる県有施設のデータベースを公開するとともに、通信事業者からの問い合わせや調整を一元的に担うワンストップ窓口の開設についてお話しします。

デジタル田園都市国家構想を推進するに当たって、まずは基盤整備を進めることが重要との認識から、高速・大容量の通信規格5Gのエリア展開を促進するため、総務省は、令和3年12月28日に、通信会社4社（NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル）に対し、「5G基地局整備の加速化に関する要請について」を通知し、要請しています。

内容は、以下の通りです。

1. 5Gの面的なカバーを実現するため、5G高度特定基地局及び5G基地局の更なる整備を積極的に行うこと。
2. 5G高度特定基地局及び5G基地局の都道府県ごとの開設数並びに5G基盤展開率及び5G人口カバー率に関する年度の末日ごとの計画を作成すること。
3. 計画を令和4年3月11日までに提出すること。
4. 提出した計画に関する整備状況について、半期ごとに報告すること。

このような中、静岡県では、5Gの基地局の整備が迅速活円滑に行われるよう、公共施設の施設情報をオープンデータ化して公開し、通信会社からの問い合わせに対して、デジタル戦略課に相談窓口を開設し、通信会社等からの問い合わせに対してワンストップで対応することといたしました。

このことについては、1月26日の定例記者会見で知事に発表して頂きました。

その時の資料はこちらになります。

拡大して見たい場合は記者提供資料から確認できます。

• 記者提供資料 （PDF 267.6KB）

静岡県としても、私たちデジタル戦略局としても、デジタル田園都市国家構想の推進に貢献することで、地方がより活性化され、県民の暮らしがより良いものとなるよう努めてまいります。