県庁若手職員によるDX推進チームへの期待

県では、8月23日、今年度中に策定する「ふじのくにDX推進計画（仮称）」に若者の意見を反映させるため、20代から30代前半の県庁職員で構成するDX推進チームを結成した。

若手職員は、部局横断的に選出してもらうため、あらかじめ私から各部局のデジタル推進官に趣旨を説明し、参加頂くようお願いした。知事部局及び教育委員会、企業局から本庁出先を含め17名（本庁13名、出先4名）の職員に参加頂けることになった。

<8.23DX推進チーム結成式の写真：出野副知事講話のシーン＞

「ふじのくにDX推進計画（仮称）」は、総合計画の分野別計画とする予定であり、総合計画ではDXについて、一つの柱に据える方針で考えている。

基本理念の「誰にも優しく、誰もが便利に、安全安心、そして豊かに」を踏まえ、DXを活かすことで10年先の静岡県を、具体的にどのような姿にしていくのか、将来を担う若手職員が自分たちの時代への責任を持って、自分たちの感性を活かし、しっかり議論して頂きたい。

8月23日から9月28日まで計5回のワークショップを行う。短期間であるが、集中して議論して頂きたい。これらのワークショップにより、意見を頂くことになるであろう内容については、DX推進計画に反映させていくほか、現在進めているDX推進事業に採用できるような、新たな発想による事業等についての提案が出てくることも期待している。

ワークショップの日程と内容

回数	日程	内容
1	8月23日午前	現状及び課題の把握
2	9月2日終日	イノベーション手法の演習
3	9月7日終日	目指すべき姿の検討
4	9月16日午後	中長期シナリオ作成（1）
5	9月28日午後	中長期シナリオ作成（2）

<8.23DX推進チーム第1回WSの模様の写真＞

今回、参加頂いた職員には、SDOにて、QRコードを送付して任命書を授与することとした。

また、広報用のピンバッチも贈呈した。

※ピンバッチは、「ふじのくにDX推進計画（仮称）」の表紙を飾る田貫湖からのダイアモンド富士＆逆さ富士をモチーフにデジタル戦略課職員の考案で作成されたものです。