統計グラフ全国コンクール文部科学大臣賞受賞者による知事表敬

統計グラフ全国コンクール

　「第70回統計グラフ全国コンクール」で、小山町立北郷中学校1年の天野克哉さんが文部科学大臣賞を受賞し、1月17日に知事を表敬訪問しました。　

　この統計グラフ全国コンクールは、「統計思想の普及向上と統計の表現技術の研鑽」を目的に始められ、今年度で70回を数えます。日常生活の体験や事柄、収集した資料を統計的にグラフで表現するわけですが、文部科学大臣賞を受賞することがどれだけ大変か、少し説明します。

　今回、全国から20,343作品もの応募があり、その内訳は下の表のとおりでした。

部門	対象	応募数
第1部	小学校1・2年生	1,497作品
第2部	小学校3・4年生	2,816作品
第3部	小学校5・6年生	3,029作品
第4部	中学生	7,790作品
第5部	高校生以上	1,072作品
パソコン統計グラフの部	小学生以上	4,139作品

 

 

静岡県での過去の受賞（特選・大臣賞）

　静岡県では、過去にも、下の表のとおり、数多くの方が特選及び大臣賞を受賞しており、今回の天野さんの受賞によって、統計グラフというものを多くの県民の皆様に知っていただき、これだけの児童、生徒が頑張ってきていることをご紹介できてよかったと思っています。

 

知事表敬訪問の様子

　天野さんから知事に、「なぜ、睡眠時間に注目したのか」、「睡眠時間の長さによって、どのような影響が出て、どうなったのか」説明していただきました。

　まず、普段の生活の中で、疑問に感じたことを調べてみようと思ったところからすごいですね！

　それを深堀りして、クラスの仲間からしっかりと調査する。さらに、その結果をグラフによって見やすくわかりやすく表現する。そして、グラフから、「睡眠時間は長すぎても、短すぎてもいけない」ことがわかったのです。

　知事からは、「調査をしっかりとしたのがよかった」、「これから得意な数学をもっと伸ばしていってほしい」など励ましの言葉をいただきました。

　統計に関して、もうひとつ。

　総務省では、毎年10月18日を「統計の日」として、その「統計の日」の広報媒体に活用するための標語を募集しており、令和4年度「統計の日」標語において、統計調査員（湖西市登録調査員）の鳥居忠嗣氏の作品「統計の数字の先に未来の姿」が佳作に入賞しました。全国から5,280作品もの応募があり、鳥居さんの作品は、統計調査員の部1,550作品のトップとなりました。

　その栄誉を称えるために、昨年の12月19日に県庁で伝達式を行い、私から鳥居さんへ賞状を授与いたしました。

　また、鳥居さんの作品を掲載した公式ポスターも出来上がりました。