若手職員DX推進チーム活動報告
第2回の若手職員DX推進チームによるワークショップは、「起業家の思想を取り入れ静岡県の未来をデザインする」でした。
SDOでも報告済みですが、改めて、ワークショップの内容について、紹介しておきます。
SDOでの報告内容
デジタル戦略課では、今後のDX推進の基本となる「ふじのくにDX推進計画(仮称)」の策定作業を進めています。
この計画に若手職員の意見を反映させるため、庁内の20~30代前半の職員で構成する「DX推進チーム」を8月に設置しました。
今回はワークショップ(第2回)の状況をお知らせします。
実施日:令和3年9月2日(木曜日)
メンバーは4グループに分かれワークショップを行いました。
前半の演習では、不確実な未来を予測しビジネスを成功に導いた起業家の発想法を学習し、バックキャスティングによるイノベーション手法を体験しました。
後半の演習では、最近のデジタル化に関する記事を参考にメンバーがそれぞれ未来に向けた理想のビジネスモデルを検討し、新たなサービス像としてまとめました。
あるグループは、コロナ禍でも人々がつながりあえる、VRによるコミニュケーションサービスについてまとめました。
なお、今回のワークショップも、Zoomを活用したオンラインにより開催し、メンバーは会場や職場等から参加しました。
メンバーからは「ワークショップをオンラインで実施するのははじめてだけど、想像以上に円滑に意見交換ができた」「新しい手法でおもしろい」といった感想がありました。
WEBでのワークショップも板についてきたようです。
続きまして、9月7日に行った、第3回ワークショップの様子です。
実施日:令和3年9月7日(火曜日)
3回目の講義では、シンカ戦略思考を習得しました。
※シンカ戦略思考のシンカとは、「深化」「伸化」「進化」「新化」を指します。
4つの視点から次世代の事業展開を構想し、他社の追随を許さないビジネスモデルの構築を目指す考え方です。
その後の演習では、シンカ戦略思考を用いて10年後に県民へ提供したいサービスモデルを描きました。
各グループから、「ドローンを利用したサービスプラットフォーム」や、「デジタルコンテンツを活用した農業の技術継承」など、自由な発想で具体的なアイデアが提案されました。
ワークショップはあと2回ありますが、若手DX推進チームからの様々なアイデアを「ふじのくにDX推進計画」の静岡県の目指す姿にしっかりと反映していきたいと思います。
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