ふじのくにDX推進計画(仮称)骨子案vol.1
静岡県では、現在、新たな「静岡県高度情報化基本計画」を策定中です。
現在の計画は、総合計画の分野別計画の位置づけとして、2018年度(平成30年度)から2021年度(令和3年度)までの計画となっています。
今回は、策定中の計画の骨子(案)について、3回に分けてご紹介いたします。
第1回目は、新たな計画の表紙とタイトルについて取り上げます。
表紙は、富士宮市の田貫湖から見たダイヤモンド富士であり、逆さ富士でもあります。富士山山頂に朝日が昇る姿は、ウィズコロナの時にあって、アフターコロナを見据えた、明るい未来を示す象徴です。
また、田貫湖付近で富士山山頂に朝日が昇る季節や時間の制約と晴れていて風がなく湖面に逆さ富士が写るという一瞬でしか撮ることのできない貴重な富士をモチーフとしました。
タイトルは、「ふじのくにDX推進計画」(仮称)です。
「ふじのくに」は静岡県の総合計画などでよく使われますが、山梨県も含め「ふじのくに」と使われる場合もあります。デジタルの世界は、県境がないボーダレスの世界です。県を超えた連携も見据えて「ふじのくに」としました。
サブタイトルは、「誰にも優しく、誰もが豊かに、安心・安全、そして便利に」です。基本理念を表紙のサブタイトルに持ってくることによって、静岡県は、デジタル化でどのような社会にしたいのかを表紙を見ただけでも想像できるようにしました。特に、「誰にも優しく」をメインテーマにしております。今までの総合計画などでは、「豊かに」や「安心・安全」はよく出てくるキーワードですが、デジタル化で「誰にも優しい社会」を構築していくことを1番に置きました。また、デジタル化を進めていく過程で、老若男女すべての人を取り残さないような配慮をしていくという思いや行政のDX推進の過程でどの市町も遅れることのないよう県として支援していくという意味も含んでいます。
次回は、骨子案vol.2で、推進体制や基本方針についてご紹介します。
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