若手職員DX推進チーム活動副知事報告
去る11月2日に、若手職員DX推進チームの活動結果を副知事に報告しました。
副知事への報告の前段階としてワークショップを開催し、参加した若手職員17名を、AからDチームまでの4チームに分け、ふじのくにDX推進計画の10年後の静岡県の姿と、目指す姿の4つの場面ごとについて、議論してもらいました。
- Aチーム「暮らす・楽しむ」
- Bチーム「学ぶ・究める」
- Cチーム「働く・磨く」
- Dチーム「つながる・支えあう」 です。
ワークショップは全5回。前半3回は、バックキャストの手法を学習
後半2回は、4つの場面に別れ、具体的な行政サービス等について検討しました。
各チームの検討結果の発表を聞いてみての個人的感想を以下に記します。
Aチーム
Aチームの検討結果は、毎日のデータの積み重ねが、課題解決のヒントになる。
データの蓄積が、個人に還元される社会。個人最適へという感じです。
ポイント、前提条件として、マイナンバーが既に紐付けられていることや情報セキュリティ、リテラシー教育が当たり前の社会になっていることについては、今はデジタル化への過渡期なので、そこの問題解決が非常に重要です。
Bチーム
Bチームの検討結果は、オンデマンド学習サービス。学習の最適化とAI先生。
こういう時代はすぐ近くにあるかもしれません。副知事の講評にもありましたが、教育現場では、まだまだ相対の教育が重要視されています。一方で、WEB授業も当たり前になってきました。
生涯学習では、いつでもどこでも受けることができるというAI先生は、一部ではもう実施されているのではないかな。という感じです。
Cチーム
Cチームの検討結果は、仮想空間を活用したリアルな体験。バーチャルとリアルの融合による新たな価値の創出があるといった内容です。
ユニークな発想で、4つのチームの中では一番、行政チックでない感じがしました。このプラットフォームで、新たな商展開が起こる等、様々な可能性があるかなと思いましたが、Amazonみたいなことなのか?具体的にどう運営していくのか?そういう部分のイメージが湧きませんでした。
Dチーム
Dチームの検討結果は、デジタル・プラットフォームで人と社会がつながる。と言うことで、内容は、行政手続きのオンライン化をはじめとするデジタル県庁や学習機会のオンライン化です。Cチームとは対照的に行政チックでした。今後の行政の課題としては、最重要課題であることは間違いないです。
つながる・支え合うがテーマなので、地域コミュニティの現状がデジタル化によって、疎遠になるのではなく、新たなコミュニティとして展開していく姿などという題材も面白いかなと思いました。
報告会を通じての所感
発表は、いつも知事や副知事が出席する際に限られて使用される、県庁別館9階第1会議室で報告会が行われました。
今時の若手職員は、このような機会で緊張することもなく、堂々と説明していました。※緊張しいの私とは大違いです。
<報告会の様子>
今回の若手職員DX推進チームの活動は、彼らにとって素晴らしい時間だったと思います。県庁の未来を考えながら、自由闊達に意見を言い合い、まとめて、それが県の計画である「ふじのくにDX推進計画」に反映されるのですから。
私たちにとっても、いい刺激になりました。
ありがとうございました。
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