オープンデータアイデアソン2022が行われました
静岡県では、オープンデータを利活用して地域課題の解決を図る「オープンデータアイデアソン・ハッカソン」を昨年度に引き続き開催しています。
「アイデアソン」で生み出された課題解決のためのアイデアは、次の段階としてアイデアを活かすアプリ等を開発する「ハッカソン」に引き継がれます。
今回は、7月30日に静岡市内で行われた「アイデアソン」の模様をお伝えします。
昨年度のアイデアソンは、新型コロナの影響により、県内4地区(賀茂、東部、中部、西部)ですべてweb開催となりましたが、今年度は、静岡市1箇所に集約してwebではなく対面開催で行いました。
当日は、学生27名(常葉大学、静岡理工科大学、静岡産業技術専門学校、静岡デザイン専門学校、島田商業高校)、一般企業・行政関係者16名(SBS情報システム、鈴与商事、中部電力、静岡ガス、静岡銀行、静岡鉄道、Spready、田丸屋本店、東洋経済新報社、ユニックス、富士宮市、静岡県庁)、合計43名もの参加がありました。
今回のアイデアソンは、あらかじめテーマが3つ設定されており、参加者43名が、「移住・定住」、「過疎地域」、「食文化」をテーマに9つのチームに分かれ、課題解決のためのアイデアについて討議しました。
まずは、参加者全員で、テーマごとに“アイデア出し”をしました。
アイデアに必要なデータを集めたり、他のテーブルの人のアイデアを参考にしたり、自分なりのアイデアを付箋などを使いながら出していきました。
アイデアが出尽くしたので、次は、43人分のアイデアをホワイトボードに並べて、チーム分けです。
チーム分けは、ブラッシュアップしたいアイデアに参加者が挙手するスタイルです。皆でワークシートを見比べ、共感したものにシールを貼付。シール枚数の多いワークシートから順に挙手で参加希望を募り、希望者でチームを構成しました。
9つにチーム分けがされた後は、アイデアのブラッシュアップです。
利用者・協力者目線で課題解決のストーリーを作成していきます。また、課題解決の効果を説明するものとして必要なデータを探っていきます。
最後はプレゼンです。プレゼンの結果は以下のとおりとなりました。
移住・定住3チーム、過疎地域2チーム、食文化4チームで、プレゼンが行われ、最優秀(知事)賞は、「移住・定住」をテーマとした学生のチーム「Wing」でした。
参加者の皆様、まる1日お疲れ様でした。
学生の皆様は、企業や行政関係者の社会人と同じ土俵で議論すること自体、いい経験になったと思いますし、社会人の皆様も、様々な業種の方々と議論することで、色々な気づきがあったと思います。
アイデアソンでは、課題解決のアイデアを出すことがミッションとなっていますが、世代も職種も異なる皆様が同じ場所で議論すること自体が尊い経験となるはずです。
ここで議論を戦わせ生み出された課題解決のためのアイデアは、皆様の熱い想いとともに、8月27,28日の「ハッカソン」に引き継がれます。
次は、「ハッカソン」でお会いしましょう。見学希望の方もお待ちしています。
- 日時
- 8月27日(土曜日)10時00分~21時00分,28日(日曜日)9時30分~18時00分
- 場所
- 浜松市中区早馬町2-1 クリエート浜松
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