先輩職員の声　木曽原　星都

木曽原　星都

所属　西部健康福祉センター　環境課
職種　薬剤師
入庁年　令和4年

※掲載している職員の所属や業務内容は、令和5年10月現在の情報です。

ある1日のスケジュール

8時30分

勤務開始、メールチェック、新聞チェック

内外部からのメールや、関係業務の新聞記事のチェックをします。

9時00分

受理済申請書処理、立入調査準備、許可申請書受付

前日までに受理した許可申請書の処理や、立入調査の準備、申請書受付業務を行います。

12時00分

昼休み

昼食後は、職場の同僚と話をしたり、散歩をしたりします。

13時00分

許可申請書受付、立入調査

許可申請書の受け付けや、事業者への立入調査及び必要があれば指導を行います。

16時00分

受理済申請書処理、報告書作成

許可申請書受理後の処理や、立入調査結果の報告書を作成します。

17時15分

勤務終了

翌日やるべき事を整理して、勤務を終了します。

現在、どんな部署で、どんな仕事をしていますか？

現在私は環境課に所属し、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」や「自動車リサイクル法」や「建設リサイクル法」など様々な法律の関係業務を行っております。

許可申請書を受け付けて許可証を発行したり、事業者に立入調査を行うといった日々を送っています。

その他にも、事業者からの質問電話への対応、また昨年度は健康福祉センターの一員として新型コロナウイルス感染症関係業務への応援業務なども行いました。

これまで仕事をしてきた中で、最もうれしかったこと、印象に残っていることはどんなことですか？

仕事を通じて、県民や事業者の方に感謝された事です。

申請書類や設備に不備があり多くの補正が必要な方や、制度への不満をお持ちの方がいますが、必ず丁寧な対応をすることを心がけています。そうしていると、最後には納得していただけます。

その後「他県では怒られたけど、静岡県さんは丁寧だった。」や「次もあなたにお願いしてもいいですか？」などの声をいただけることがあります。

そんな時に自分が静岡県庁に入庁して良かったと感じます。

静岡県職員を目指した時期及び志した理由を教えてください。

大学低学年の頃、自分はどのような場で薬学を活かすべきかを考えました。

行政薬剤師というのは医薬品関係のみならず、人々の健康に大きな影響を及ぼす食品や環境衛生にも貢献できます。また、許認可や監視指導により薬学のあり方を正しく導くことができます。それらを知ったとき、私の理想の職場であると考えました。

また、生まれ育った静岡県で貢献したいという気持ちが強かったため、静岡県での就職を考えました。薬剤師の配属先が他県よりも幅広く、また医薬品・医療機器の合計生産金額が全国一位であったことからも、行政薬剤師として働きがいを感じた点が静岡県庁を選んだ理由です。

県職員の仕事の「やりがい」は何ですか？

静岡県民の健康や安全な生活への貢献です。

行政薬剤師として、医療関係や食品や環境衛生など様々な配属先があります。

また、薬剤師の配属がない部局や他機関と連携して仕事をしたり、意見を求められる事もあり、日々大きなやりがいを感じています。

職場の雰囲気を教えてください。

事務処理経過の情報共有や、悩ましい法律の解釈などの相談を自然と行うことのできるような良い雰囲気の職場環境です。

また、健康福祉センターに配属されている様々な職種の職員との交流会など、それぞれの業務のやりがいや工夫について知ることのできる機会もあります。

職種ごとの考え方や業務の工夫は様々であり、非常に勉強になります。

これから目指す県職員像、今後やりたい仕事等をお聞かせください。

薬剤師の配属先は幅広く存在します。

しかし、担当業務が変わっても、行政の業務として共通するものがあります。

そのため、現在の担当業務に全力で取り組み、多くの経験を積み重ねることによって、行政薬剤師としての力は培われていくと思います。

常に謙虚な学ぶ姿勢を忘れず、私は県民の方や事業者の方のみならず、職員にも頼りにされる県職員を目指しています。

終業後や休日の過ごし方について教えてください。

ランニングをして体を動かしたり、友人と食事や買い物に出かけたりして過ごしています。

静岡県職員はワークライフバランスが充実しており、休息の時間を確保できます。

県職員を目指す方へのメッセージをお願いします。

入庁してまだ1年半ですが、内外部問わず非常に多くの職種の方々と仕事をさせていただきました。

働きがいのある日々を過ごさせていただいています。

薬剤師として、より多くの方々のために仕事がしたいという方は、選択肢として考えていただけると幸いです。