先輩職員の声 横山 耕大
横山 耕大
所属 工科短期大学校 教務課
職種 職業訓練指導員(建築)
入庁年 平成26年
※掲載している職員の所属や業務内容は、令和4年11月現在の情報です。
ある1日のスケジュール
- 8時30分
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勤務開始・朝礼
その日の行事や授業の確認をします。
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8時40分
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午前の授業・授業準備
授業の資料の作成や学科・実習の授業を行います。
- 12時10分
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昼休み
日替わりのお弁当が毎日の楽しみです。
学生たちとフットサルやバスケットボールをすることもあります。 - 13時10分
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午後の授業・授業準備
昼食後、眠気のピークを迎えた学生に目の覚めるような授業を行います。
- 16時40分
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授業終了・事務
出欠の管理や日報の作成等を行います。時には学生に補講を行うこともあります。
- 17時15分
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勤務終了
いち早く帰って、趣味に興じます。
現在、どんな部署で、どんな仕事をしていますか?
工科短期大学校の建築設備科を担当しています。
建築設備は、建物を人間と例えたときに、心臓や肺などの臓器、そこに血液を送る血管の役割を果たし、快適かつ健康に暮らすには欠かすことのできない要素です。その建築設備の維持・管理・施工を行う技術者の育成が私の仕事です。
授業の科目は建築構造や建築材料などの学科科目と配管施工の実習科目を主に受け持っています。
また、学生の就職支援や技能検定の検定委員なども行っています。
これまで仕事をしてきた中で、最もうれしかったこと、印象に残っていることはどんなことですか?
学生が「技能者の国家試験に挑戦したい!」と言ったとき、試験に関して全く知識も技術もありませんでした。
学生とともに猛勉強をし、試行錯誤を繰り返し、二人三脚でその試験に望みました。日に日に学生の技術が向上していく様を見て、自分のことのように喜びを感じたのを今でも覚えています。
結果は惜しくも不合格でしたが、「先生がいてくれたからここまで頑張れました。ありがとうございました。」と言われたときに、合格させてあげられなかった不甲斐ない気持ちと、ここまでやって良かったという思いがとても印象に残っています。
静岡県職員を志した理由は何ですか?
学生時代のインターンシップで、職業訓練指導員という仕事の楽しさやりがいを知り、働く場所は問わず、どこでもいいので、この仕事がしたいと思っていました。
静岡という地は縁もゆかりもない土地でしたが、初めて訪れた際に県民の方々の温かく、穏やかな雰囲気にとても惹かれました。
この地で生きる人々のために働きたい、そう思うようになり、静岡県職員を志しました。
県職員の仕事の「やりがい」は何ですか?
学生たちの今後40年を決める「就職」という一大イベントに携われる、これほど重荷でやりがいのある仕事は他にはそうありません。
私たちが育てた人材が、県内企業に就職し活躍することで、県内の産業を活性化させ、また、彼らが企業の中核を担う人材に成長し、日本の産業を背負っていくこととなったとき、この仕事をして良かったと心から思えるでしょう。
職場の雰囲気を教えてください。
上司や同僚、後輩、誰にでも気軽に相談し合える、風通しの良い職場です。
職種の性質上、半数以上の人が職業大のOBですので、昔話に花を咲かせ、話題に事欠かず、楽しく働くことができています。
これから目指す県職員像、今後やりたい仕事等をお聞かせください。
前職場の浜松技術専門校で、再び、建築大工の育成に携わることです。短期大学校で培った知識を活かし、失われつつある、伝統的な木造建築の知識、技術を未来へと伝承し、また、建築大工業の発展に貢献したいと思っています。
終業後や休日の過ごし方について教えてください。
趣味と言える趣味を持っていない私でしたが、フラっと訪れたバーでダーツと出会い、大ハマりしてしまいました。
リーグ戦や大会に出場したり、そこで出会った仲間たちと遊びに出かけたりしています。
県職員を目指す方へのメッセージをお願いします。
他の都道府県の人事採用のHPを見たことはありますか?
職業訓練指導員の仕事内容の紹介を行っているところは、ほとんどありません。静岡県は、紹介を行っている数少ない自治体の一つです。
それだけ指導員の仕事が認知されている県でもあるということです。
私たちとともに、明日の静岡県の産業を担う人材の育成をしませんか?
このページに関するお問い合わせ
人事委員会事務局職員課
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