先輩職員の声(国派遣) 栗田 瑞穂
栗田 瑞穂
所属 厚生労働省 人材開発統括官付 若年者・キャリア形成支援担当参事官室
職種 行政
入庁年 平成29年
※掲載している職員の所属や業務内容は、令和4年11月現在の情報です。
現在、どんな組織でどんな仕事をしていますか?
令和5年4月より厚生労働省の人材開発統括官付若年者・キャリア形成支援担当参事官室に出向しております。
当室では、若者(おおむね35歳未満)世代及び就職氷河期世代の若年失業者や未就職者の減少に向け、労働局やハローワークと連携した就職準備段階からのきめ細やかな就職支援体制の確立やマッチング支援を実施しています。
特に若者の早期離職や無業者になることを防止するため、中学校から大学へ講師を派遣し職業意識の啓発やより良い職業選択のためのキャリア教育支援、優良企業の情報発信を通し企業への定着を図るマッチング支援業務を主に担当しております。
派遣先で経験した印象深い出来事、また派遣研修により得たものについて、具体的に教えてください。
中央省庁ではとにかくメール文化で、隣同士でもメールでやり取りをするほど業務連絡の大半はメールで行います。
他部署や省外からの依頼や調整も多岐にわたり、1日で届くメール量、作業スパンの短さに圧倒されますが、そのなかでより効率的な業務遂行に向けて業務調整の仕方や説明の組み立て方、業務管理について周囲から吸収するよう意識し試行錯誤しています。
また各都道府県労働局との連絡調整を担うなかで、地域ごとの特色や実情に合わせた施策展開は興味深く、様々な取組事例に触れることができるので、新しい視点を得ることができます。
派遣研修を希望した理由は何ですか?
政策の中心に身を置くことで客観的・俯瞰的な視点で改めて県行政をみつめてみたい、県とは違う組織で多様な人と関わり、考え方や姿勢に刺激を受け新しい知見を学んでいきたいと思い、派遣研修を希望いたしました。
派遣研修の経験をふまえて、今後やりたい仕事等をお聞かせください。
派遣先での経験をとおして学んだ知見や業務への取組姿勢を活かして労働行政だけでなく県行政の幅広い分野で従事していきたいと思います。
派遣先ならではの終業後や休日の過ごし方について教えてください。
都内は多くの美術館や博物館、劇場があり、関東圏には電車ですぐ行けるため、休日は気になる企画展等があるとよく足を運んだり、神社やお寺巡りもしたりしています。
終業後は同僚や同じ県派遣研修生と、野球観戦に行くなどして楽しんでいます。
県職員を目指す方へのメッセージをお願いします。
静岡県では中央省庁だけでなく、海外や民間企業など様々な研修プログラムがあります。
派遣研修を通して、新しい知見を得て成長を望める場が多様に用意されているという魅力を知っていただけたら嬉しいです。
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