実践NOTE560 「充実した日々」
充実した日々
浜松市立積志中学校 教諭 内山 一郎
自分を生かす
世の中にはいろいろな人がいます。もちろん同じ学校の職員にもいろいろな人がいます。そんな学校の中で、「自分には何ができるのか」と考えたことはありますか?各々が自分の得意なことや好きなことを生かして、生徒のため学校のために職務に当たれば、生徒も先生も、そして自分も楽しく充実した毎日が過ごせるはずです。
おもしろい授業

私は中学校技術・家庭科技術分野の教員です。授業で使う鋸(のこぎり)を例に出します。教科書には普段使う鋸の各部の名称や使い方が出ています。それらを生徒が授業で覚え、テストで名称を答えられるようにすることに、先生の意識が傾いてしまっていることはないでしょうか。生徒の知識は増えるかもしれませんが、実生活とのつながりを感じさせることはできません。では、生活に役立つ楽しい授業とはどのようなものでしょうか。

私の場合、なぜ切れるのか、なぜその形をしているのか、というところから使い方を考えさせ、実際に使わせながら、普段使われている鋸を、より使いやすくするにはどう改良したらよいか、というところまで考えさせています。教科書に載っていないところに、面白さや将来役立つ力が身に付くものがあるということです。教科の専門家であれば、その部分を生かして授業をするべきでしょう。そうすることで生徒にとっても先生にとっても面白い授業になるのではないでしょうか。
皆の役に立つ

学校には校務分掌があります。「担当だから仕方なく昨年と同様で」ではつまらないですね。たとえ担当でなくても、「コンピュータが得意だから学校のwebページ更新をやろう」「花が好きだから花壇の整備をしよう」という具合に、何かに手を出せば、自分自身が充実します。そして必ず感謝をしてくれる人がいます。得意なことや好きなことならば、より深く身に付けることもできます。私は数年前に電気工事士免許を取ったことを生かして、校舎のコンセントやスイッチに不具合があったときに対応しています。誰にも負けないものが皆の役に立てれば、充実感が生まれます。この4月がチャンスです。あなたはどうしますか?
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