しずおか文化財ナビ 静岡浅間神社廿日会祭の稚児舞楽
- よみ
- しずおかせんげんじんじゃはつかえさいのちごぶがく
- 指定区分、指定種別
- 国指定/民俗文化財 ・ 無形民俗文化財
- 指定日
- 2022年3月23日
- 員数
- 所在地
- 静岡県静岡市葵区宮ヶ崎町102-1
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 4月5日 静岡浅間神社ほか
文化財の説明
本件は、4月1日から5日まで行われる静岡浅間神社廿日会祭の最終日に、少年たちによって演じられる舞楽である。もともとは安倍川の対岸にあった建穂寺(たきょうじ)で行われていた稚児舞楽を、浅間神社でも演じるようになったものと考えられ、『言継卿記(ときつぐきょうき)』弘治3年(1557)二月の条に建穂寺並びに浅間宮で「児之舞」を見物したことが記されている。
現在、稚児を務めるのは小学生の男子4人である。舞楽の当日朝、着付けと化粧をした稚児は建穂(たきょう)神社に参拝の後、それぞれ輿に乗って市内を神社へと進み、曳き揃えられた山車に迎えられ、山車前で披露される歌や踊りを上覧し、神社の舞殿で舞楽を奉納する。稚児は桜または山吹の花を挿した天冠をかぶり、額に白粉(おしろい)で月形を描く。上演演目は、時代によって多少の変遷があるが、現在は「振鉾(えんぶ)」「納曽利(なそり)」「安摩(あま)・二の舞」「還城楽(げんじょうらく)」「太平楽(たいへいらく)」の五番となっている。
地図情報
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