しずおか文化財ナビ 霊山寺仁王門

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ページID1021038  更新日 2023年11月4日

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写真:霊山寺仁王門

よみ
れいざんじにおうもん
指定区分、指定種別
国指定/有形文化財 ・ 建造物
指定日
1931年1月19日
員数
1棟
所在地
静岡県静岡市清水区大内597
一般公開有無
駐車場の有無
公開情報
随時

所有者情報

霊山寺

文化財の説明

霊山寺は、行基がクスの大木から7体の観音菩薩像を刻み出し、静岡・清水周辺の7つの寺に安置したといわれる駿河七観音の一寺で、真言宗の古寺である。山の中腹の樹木に囲まれた仁王門に、仏法の守護神である阿形(開口)と吽形(閉口)の仁王(金剛力士像)が左右に配置されている。約475年前の室町時代の永正13年(1516)に建立されたもので、県内では方広寺七尊菩薩堂(浜松市北区引佐町)に次ぐ古建築である。
上部をやや細めてエンタシスのような感じがする主柱は4本で、中央の一間が出入り口となっている三間一戸の門である。屋根は寄棟造・茅葺で扉の上の蟇股は力強く室町時代末期の特色といえる。明治初年にほとんど廃寺同様になってから軒が崩れそうになっていたが、昭和26年、再び昔の姿に修復されている。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集」1建造物編)

地図情報

地図

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スポーツ・文化観光部文化局文化財課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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