しずおか文化財ナビ 仁田館遺跡出土こけら経
- よみ
- にったやかたいせきしゅつどこけらきょう
- 指定区分、指定種別
- 県指定/有形文化財 ・ 考古資料
- 指定日
- 2005年11月29日
- 員数
- 867点
- 所在地
- 静岡県静岡市清水区蒲原5300-5(静岡県埋蔵文化財センター)
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
所有者情報
- 静岡県
- 〒420-0853 静岡県静岡市葵区追手町9-6
指定内容
【指定資料】 本件は、平成13年度の仁田館遺跡(函南町)の調査で出土したこけら経であり、長さ約22cm、幅約1.5cmの薄いヒノキ板に書かれている。「妙法蓮華経(法華経)」が墨書で鮮明に写経され、通し番号から写経の順序を知ることもできる。屋敷地の隅を流れる河川の護岸下から、まとまって出土し、呪術的な意図で遺棄または埋められたものと思われる。板の形態や伴出陶器から15世紀代のものと考えられ、時代的な特徴をよく示すとともに、保存状態も良好な資料である。出土総数886点の内、経文が判読できる867点を指定する。
地図情報
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