しずおか文化財ナビ 清水寺観音堂
- よみ
- きよみずでらかんのんどう
- 指定区分、指定種別
- 県指定/有形文化財 ・ 建造物
- 指定日
- 1956年5月24日
- 員数
- 一棟
- 一般公開有無
- 有
- 公開情報
- 寺行事法要の際公開
文化財の説明
【指定資料】 木造桟瓦葺、四注造、向拝、裳層及び廻縁付、四二坪、軒高十六尺八寸。年代:桃山(慶長七年)
【紹介資料】 清水寺は、今川氏親の遺命により家臣の朝比奈元朝が奉行となって、仁和寺尊寿院から道因大僧正を迎えて開山したと伝えられている。観音堂の正確な建立時期は明らかでないが、修理の際に発見された墨書や細部の様式・特徴などから、16世紀初頭慶長年間の建立と考えられる。桁行4間、梁間3間、寄棟造、正面1間向拝付という形式であるが、身舎は桟瓦の屋根面を途中で一段下げて葺く「錣葺」にした点が特徴的である。厨子は入母屋造、木瓦葺、妻入り。禅宗様を貴重とし、全体は漆塗りに仕上げられる。
(静岡県教育委員会2000『文化財ガイドブック 建造物編』より)
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