第5回国際UD会議2014in東京展示会その3
こんにちは、UD特派員の山梨静羅です。
<ヤマハ株式会社>さん
ヤマハ株式会社さんは音のUDについての提案でした。
海外からの旅行者が、電車などのアナウンスが聞き取れず困ってしまうことがありますが、これは自分の持っているipadから設定した言語のアナウンスが流れる仕組みです。
また、耳の不自由な方のために、音に反応する仕組みも考えられていました。
例えば、火災報知器が鳴ったとします。
報知器の音が聞き取れなかったとしても、報知器の音を認識した機械が、写真のように報知器の絵を赤く囲んで点滅し、設定した言語の文字で状況を説明してくれます。
これで、耳が不自由でも、視覚から情報が伝わるようになります。
音のUDは、その人にあったサポートになるので、とてもいい仕組みだと思いました。
不自由な部分を補うために、他の情報手段を作るというのは、自分でできることが増えるので、とても良いと思いました。
<本田技研工業株式会社>さん
軽自動車の『N-BOX+』の展示がされていました。
この車は、座席がコンパクトにたためたり、車いすなどを乗車する時に使用できるスロープが、車内に収納できるようになっています。
また、付属されている2枚の板を使うことで、後ろのスペースをベッドモードにしたり荷物を置ける棚にすることもできます。
さらに、車いすを乗せる装備が後付可能なので、買い替えなくても車いす仕様に変更できます。
私は、今まで車にあまり興味がありませんでしたが、「N-BOX+」が、こんなに使いやすい仕組みになっていることを知りました。
今後は、興味を持って様々な車のUDについて見ていきたいです。
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