浜松市役所の取組その3
UD特派員、松浦佑美です。前回の続きです。
浜松市独自のUD事例
思いやり駐車場
障がい者や妊婦などが優先して使用できる駐車場。
車いす利用者だけでなく、他にも乗り降りに広いスペースが必要な人は多いのではないか、ということから作られました。
浜松市内37か所に設置されている路面誘導サイン
車いす利用者や子どもといった目線の低い人たちが見やすいように、歩道の路面に設置されたもの。
矢印が音符になっていたり、うなぎやミカンなどのデザインが描かれていたりと浜松の有名物がモチーフになっています。
また、現在地が書かれた真ん中の部分が蓄光になっているため、夜でも見やすいです。
音声案内サイン
視覚障がい者の方がもっているカード型発信機を近づけると、音声案内サインが反応し、音声で現在地や地下道が始まることなどを知らせてくれます。
UDブロック
歩道と車道の段差をなくすことで車いす利用者や自転車などにとって、安全になっています。しかし、視覚障がい者の方は段差をなくすことで車道との区別がしにくく、危険が生じることになります。
そのため、このUDブロックでは溝を入れることで白杖でも分かりやすく、視覚障がい者の方も安全に渡れるようになっています。
このような事例は浜松市独自のものだそうです。みなさん、知っていましたか??
私は今回、初めて知った事例が多くありました。
特に路面誘導サインの細やかな工夫には、とても驚きました。
普段何気なく通っている場所に多くのUDが隠れていることを改めて感じました。
これらは、まさに浜松市が他県や他の市町村に誇れるUDだと思います。
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