UDプラスinはままつ「シンポジウム」その3(全3回)
UD特派員の飯干勝士です。
昨日の「UDプラスinはままつシンポジウム」の報告、感想を投稿します。
今回のシンポジウムでは、パーソナルモビリティのデザイン、製造や導入のコンサルを行っている「株式会社グラディエ」の代表取締役の磯村歩氏による講演会が行われました。
パーソナルモビリティの販売台数が伸び悩んでいます。
その理由として
- 介護保険制度の影響
- 法規制の問題
- 乗ることへの敗北感(デザインの問題?)
- 環境(段差、運用方法等)
が挙げられるそうです。
まず、1の介護保険制度の影響というのは、介護保険制度により電動車椅子などを貸し出すサービスが行われていますが、その基準が厳しくなったということです。
2は、現在の日本の法律では、パーソナルモビリティを公道で走らせることが難しい場合があります。
3は、日本は自立して元気な高齢者が最も多い国と言われています。
そのため、パーソナルモビリティに乗る事への抵抗がある人も多いそうです。
そして、最後の4は環境です。パーソナルモビリティを活用するには、プロダクトだけではなく、それを活用する環境の説明、デザインが必要とのことです。
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