UD実践セミナーその3
UD特派員の諸見里真衣です。
先日参加しました「ふじのくにUDセミナー」での博報堂ダイバーシティデザイン所長の井上滋樹さんの講演についての感想などを報告していきます。
多様性って何だろう?
多様性とは何だろうという問いの答えを求めてアジア・アフリカを旅して答えを見つけた井上氏のお話はとても刺激的でした。
『インターネットで得た知識でアフリカの人のことを理解するのは不可能です。
自分が実際に足を運びましょう。
知ったつもり、頭でっかちな状態で多様性は考えられません。
「相手を知ろうとすること」から多様性を理解することは始まります。
まだ見ぬ他者に出会うために「書を捨て街に出よう」』
この講演を聞いて、私も日本にいる多様な人々ともっと関わりたいと感じました。
また、博報堂ダイバーシティさんは、実際にTeck-kioskフラッグシップ店を作り、企業の人を現地のお店に立たせて多様性を理解してもらうということをしています。
このことを知って、机の上でのみ多様性について考えるのではなく、実際に自分が一歩踏み出す事が大切だということを感じました。
そして、私たちは普段多様な特性を持っている方と関わる機会が少ないことに改めて気付き、宮田さんが取材した、八丈島での「ユニバーサルキャンプ」のような多様性を理解する場がもっと必要だと感じました。
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