しずおか文化財ナビ 伊豆山経塚遺物
- よみ
- いずさんきょうずかいぶつ
- 指定区分、指定種別
- 県指定/有形文化財 ・ 考古資料
- 指定日
- 1956年10月17日
- 員数
- 一括
- 所在地
- 静岡県熱海市伊豆山字上野地708-2
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 無
- 公開情報
- 随時 午前9時-午後4時 休館日水曜日
所有者情報
- 伊豆山神社
- 〒413-0002 静岡県熱海市伊豆山字上野地708-1
文化財の説明
【指定資料】 青銅製経筒十二基、土製経筒五基、銅製観音坐像一躯、青銅網地双鳥鏡一面、外に白銅鏡一面、青銅鏡二面、経筒に永久五年在銘のものあり。
【紹介資料】 平安時代中期以降、仏教の教えが滅びてしまうという、末法の世の到来を恐れた人々が、経典保存のため地中に写経を埋め納めたものが経塚。タイムカプセルに似たものと考えてもいいだろう。経典を収納するカプセルを経筒という。
伊豆山神社裏山から発見された経塚からは、銅製経筒12・土製経筒1・陶製壺4・銅製観音坐像1・銅鏡4などが出土した。銅製経筒のひとつには、永久5(1117)年の、銅鏡の1面には承安2(1172)年の銘がそれぞれある。
神社背後の整地で、相模灘を展望するこの地に、平安時代後期から鎌倉時代にかけて複数の経塚が営まれた。
(静岡県教育委員会1993『ふるさと静岡県文化財写真集3 彫刻・工芸品・歴史資料・考古資料編』より)
地図情報
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