しずおか文化財ナビ 散蓮華蒔絵経箱
- よみ
- ちらしれんげまきえきょうばこ
- 指定区分、指定種別
- 国指定/有形文化財 ・ 工芸品
- 指定日
- 1965年5月29日
- 員数
- 1合
- 所在地
- 静岡県熱海市桃山町26-2MOA美術館
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 常設展示ではない
文化財の説明
法量(縦)35.6×(横)22.3×(高さ)13.0cm
鎌倉時代
二段重ね・長方形で・角を丸めた、経典をまとめて入れる箱。布を張って(布着せ)黒漆を塗り、金粉を蒔いて梨地にする。その上に散蓮華を描く。
蓮の花びらは規則的に散らされているが、これは鎌倉時代によく行われた手法のものである。しかし、並び方が規則的ではありながらも、ひとつひとつの花弁のねじれや花脈に微妙な変化をつけていて、見るものの目を楽しませてくれるのが心にくい。(出典「ふるさと静岡県文化財写真集 3 彫刻・工芸品・歴史資料・考古資料編」(編集・発行:静岡県教育委員会))
地図情報
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