しずおか文化財ナビ 黒漆螺鈿礼盤
- よみ
- こくしつらでんらいばん
- 指定区分、指定種別
- 国指定/有形文化財 ・ 工芸品
- 指定日
- 1924年4月15日
- 員数
- 1基
- 所在地
- 静岡県熱海市桃山町26-2MOA美術館
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 常設展示ではない
文化財の説明
法量(縦・横)64.9×(高さ)17.0cm 鎌倉時代
螺鈿とは、漆と貝でつくる工芸で、漆に貝の薄片を埋め込み、さらに漆を研ぎだして作られる。貝は夜光貝やあわびなどを使い、虹色の真珠光の輝きが、漆の面に模様となって現れる。
この礼盤では側面と脚に、厚手の螺鈿で蓮華唐草を表し、さらに毛彫りの唐草文様を彫った金属板で飾る。猫足形の脚と全体のプロポーションが安定感を感じさせ、礼盤、つまり仏を礼拝するための台としてふさわしい。(出典「ふるさと静岡県文化財写真集 3 彫刻・工芸品・歴史資料・考古資料編」(編集・発行:静岡県教育委員会))
地図情報
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