しずおか文化財ナビ 絹本著色阿弥陀三尊像
- よみ
- けんぽんちゃくしょくあみださんぞんぞう
- 指定区分、指定種別
- 国指定/有形文化財 ・ 絵画
- 指定日
- 1937年5月25日
- 員数
- 1幅
- 所在地
- 静岡県熱海市桃山町26-2MOA美術館
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 常設展示ではない
文化財の説明
阿弥陀如来と観音・勢至両菩薩をやや斜めから描き、量感豊かな画像にしている。衣の文様、あるいは菩薩の天衣の薄物の描き方も細かいし、蓮華の台を踏む足の角度もそれぞれ微妙に異なり、静かな姿を描きつつも静止していない仏の力を感じさせる。
中国元時代の張思恭の作とされていたが、朝鮮高麗時代のものと考えられている。高麗では仏教が国教とされ、特に阿弥陀浄土の信仰が盛んであった。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集 5 絵画・書跡・典籍・古文書編」(編集発行:静岡県教育委員会))
地図情報
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