しずおか文化財ナビ 紙本墨画太元明王図像
- よみ
- しほんぼくがたいげんみょうおうずぞう
- 指定区分、指定種別
- 国指定/有形文化財 ・ 絵画
- 指定日
- 1939年5月27日
- 員数
- 1巻
- 所在地
- 静岡県熱海市桃山町26-2MOA美術館
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 常設展示ではない
文化財の説明
別名阿咤薄倶大将。四天王や八部衆などを支配し、また大元帥法により国家鎮護の修法が行われる。室町時代の公家一条兼良の著書「公事根源」によれば、「大元帥法」と書いて「だいへんほう」と読む、とある。
この明王は承和6(839)年に、唐へわたった小栗梄の常暁によって伝えられ、この年彼によって宮中で大元帥法が修された。仁寿元(851)年からは、国家の大法として毎年行われるようになった。像としては、一面八臂・四面八臂・六面八臂・十八面三十六臂などの忿怒形像や、一面一臂の菩薩形像もある。
この巻は鎌倉時代のもので、東寺旧蔵。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集 5 絵画・書跡・典籍・古文書編」(編集発行:静岡県教育委員会))
地図情報
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