しずおか文化財ナビ 絹本淡彩高士観月図
- よみ
- けんぽんたんさいこうしかんげつず
- 指定区分、指定種別
- 国指定/有形文化財 ・ 絵画
- 指定日
- 1931年12月14日
- 員数
- 1幅
- 所在地
- 静岡県熱海市桃山町26-2MOA美術館
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 常設展示ではない
文化財の説明
伝馬遠筆。あるいはその子馬麟筆ともいう。馬遠は南宋院体画の定型を作り上げた画家。
「馬一辺」とか「馬一角」と呼ばれるL字型の特異な構図。画面の右上はほとんど空白となって、遠景は描かれずわずかにおぼろな月のみ。L字型の近景の底辺に白衣の高士と、やや離れて杖を預けられて立つ侍童。左辺にはそそり立つ崖面から松が高士の頭上高く、高士の天蓋のように生えている。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集 5 絵画・書跡・典籍・古文書編」(編集発行:静岡県教育委員会))
地図情報
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