しずおか文化財ナビ 紙本著色樹下美人図</(伝トルファン出土)>
- よみ
- しほんちゃくしょくじゅかびじんず</(でんとるふぁんしゅつど)>
- 指定区分、指定種別
- 国指定/有形文化財 ・ 絵画
- 指定日
- 1952年7月19日
- 員数
- 1面
- 所在地
- 静岡県熱海市桃山町26-2MOA美術館
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 常設展示ではない
文化財の説明
大谷光瑞(西本願寺第22世法主1876~1948)の西域探検により明治末年日本へもたらされた、中国唐代の絵画。トルファン(高昌城)郊外のカラホジャ出土と伝える。
侍女を従え樹の下に佇む美女。下ぶくれの顔に紅でほほを染め、大きな髪型の唐風美人。唐風美人画の影響を受けた中央アジアにおける作品。同時代の日本(奈良時代)でも正倉院の鳥毛立女屏風が同じ流れの中にあるものとして知られている。また、この絵は樹下男子図(現在東京国立博物館蔵)と一具になっていたものと考えられる。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集 5 絵画・書跡・典籍・古文書編」(編集発行:静岡県教育委員会))
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