しずおか文化財ナビ 紙本淡彩四季山水図＜海北友松筆／八曲屏風＞

よみ

しほんたんさいしきさんすいず＜かいほうゆうしょうひつ／はっきょくびょうぶ＞

指定区分、指定種別

国指定/有形文化財 ・ 絵画

指定日

1941年7月3日

員数

1双

所在地

静岡県熱海市桃山町26-2MOA美術館

一般公開有無

有

駐車場の有無

有

公開情報

常設展示ではない

文化財の説明

海北友松の父は、浅井長政の家臣で小谷城落城の際討ち死にしたが、東福寺に幼少時から住した彼は、命を永らえることができた。画家として活躍しながらも家の再興の希望を捨てなかったが、そののぞみは果たされなかった。
初め狩野元信の門に学んだが、中国南宋の画家梁階の減筆体に強く影響を受けた。狩野永徳、長谷川等伯、雲谷等顔らの巨匠と同時代に、彼らと並んで活躍したが、その画風には武士の気風が感じられるともいわれ、大画面の障壁画はその特徴をよく示す。（出典：「ふるさと静岡県文化財写真集　5　絵画・書跡・典籍・古文書編」（編集発行：静岡県教育委員会））

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