しずおか文化財ナビ 紙本墨書梵琦楚石墨蹟(至正十三年冬)
- よみ
- しほんぼくしょぼんきそせきぼくせき
- 指定区分、指定種別
- 国指定/有形文化財 ・ 書跡・典籍・古文書
- 指定日
- 1935年4月30日
- 員数
- 1幅
- 所在地
- 静岡県熱海市桃山町26-2MOA美術館
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 常設展示ではない
文化財の説明
書跡
梵琦楚石(1297~1371)は中国元代末期の禅僧で、多くの禅宗僧侶の書体書風にこだわらない文字に似ず、本格的な形の整った書である。
元代は元寇があったのにもかかわらず、次の明代よりもむしろ僧侶の往来はさかんであったようだ。多くの日本の僧侶が元に渡り学んだ。
至正13(1353)年、石屏子介が日本へ帰る時、師の楚石は悟りの要旨を送別の偈(詩)にして贈った。子介は周防国の香積寺を開いた。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集 5 絵画・書跡・典籍・古文書編」(編集発行:静岡県教育委員会))
地図情報
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