しずおか文化財ナビ 紙本墨書梵琦楚石墨蹟(至正十三年冬)

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ページID1021368  更新日 2023年8月31日

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写真:紙本墨書梵琦楚石墨蹟(至正十三年冬)

よみ
しほんぼくしょぼんきそせきぼくせき
指定区分、指定種別
国指定/有形文化財 ・ 書跡・典籍・古文書
指定日
1935年4月30日
員数
1幅
所在地
静岡県熱海市桃山町26-2MOA美術館
一般公開有無
駐車場の有無
公開情報
常設展示ではない

文化財の説明

書跡
梵琦楚石(1297~1371)は中国元代末期の禅僧で、多くの禅宗僧侶の書体書風にこだわらない文字に似ず、本格的な形の整った書である。
元代は元寇があったのにもかかわらず、次の明代よりもむしろ僧侶の往来はさかんであったようだ。多くの日本の僧侶が元に渡り学んだ。
至正13(1353)年、石屏子介が日本へ帰る時、師の楚石は悟りの要旨を送別の偈(詩)にして贈った。子介は周防国の香積寺を開いた。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集 5 絵画・書跡・典籍・古文書編」(編集発行:静岡県教育委員会))

地図情報

地図

このページに関するお問い合わせ

スポーツ・文化観光部文化局文化財課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3183
ファクス番号:054-250-2784
bunkazai@pref.shizuoka.lg.jp