「気持ちの良いコミュニケーション」【寄稿日:令和6年3月1日】

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ページID1061454  更新日 2024年3月13日

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土筆旅館 女将 加藤弥生 氏

2023年12月から旅館業法が変わりました。それに伴い、昨年12月浜松において「こころのバリアフリー」についての研修会が開催されました。研修会では、講師の方からお客様への対応ポイントをお話ししていただきました。

また、車いす・アイマスクを使っての体験もしました。研修で、実際に体験することで理解が深まりました。状況の違うお客様には其々違った助けが必要になります。それには心のこもったコミュニケーションから感じ生まれます。ホテル旅館業界にいる私たちは人が好きで、コミュニケーションやおもてなしが大好きでないととても務まりません。常に、どんな状況のお客様でも同じように宿泊していただくために何が出来るのかと考え行動しています。

とは言ってもお客様の中には、罵声を浴びせてくる方も沢山あり、従業員を守りながら対応する対策に追われています。

世界中SDGsへの意識を持つ中、それぞれの施設を見直してみれば、当たり前に整えていることがSDGsであり、ユニバーサルデザインの取り組みでした。ポストコロナによりユニバーサルデザインを必要と考え、受け入れやすい世の中になったようにおもいます。

2025年にはデフリンピックの自転車競技が、修善寺会場で行われます。これからも研修会で体験する事・学ぶことで、よりおもてなしに磨きをかけてお互いに気持ちの良いコミュニケーションを持って行きたいと思います。

写真1 車いす体験

写真1 車いす体験

写真2 アイマスク体験

写真2 アイマスク体験

このページに関するお問い合わせ

くらし・環境部県民生活局県民生活課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3341
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