公共交通機関のバリアフリー【寄稿日:令和3年1月13日】

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ページID1013465  更新日 2023年1月13日

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公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団(エコモ財団)バリアフリー推進部 竹島恵子 氏

エコモ財団では、高齢者や障害のある方等をはじめ、より多くの方々が鉄道、バス、飛行機、旅客船を安全に安心してご利用いただけるよう乗り物や駅、ターミナル等の公共交通機関のバリアフリーを推進しています。

バリアフリーは、ハードとソフトの両輪で進められるといわれますが、「ハード」的バリアフリーとしては、エレベーターや多機能トイレの設置、視覚障害者誘導用ブロックの敷設やノンステップバスの導入等があげられます。一方、「ソフト」的バリアフリーとしては、交通事業者で実施されている接遇介助研修やコミュニケーション支援ボードの設置等があげられます。こういったバリアフリーを進めるために「バリアフリー法」や「障害者差別解消法」といった法律が施行されています。

さて、バリアフリーの中でも私達一人一人が取り組むことができるとても身近なバリアフリーがあります。「ソフト」的バリアフリーです。「心のバリアフリー」とも言われたりしていますが、静岡県で毎年実施されている「声かけサポーター養成講座」では、不便を感じられる方へのお声かけから対応までを、実践で学ぶことができます。この様な取組みを通して、不便に感じている方々を理解し、相手の立場に立って考えられる「共感力」が養われる事によって、より暮らしやすい社会につながるのではないでしょうか。

イラスト:不快を感じている人
不便を感じている人とは

写真:声かけサポートハンドブック
静岡県の声かけサポートハンドブック

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くらし・環境部県民生活局県民生活課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3341
ファクス番号:054-221-2642
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