古屋旅館(熱海市)

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ページID1013363  更新日 2023年1月13日

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創業200余年の歴史が培った、おもてなしの宿

古屋旅館は江戸時代中期の文化3年(1806年)の創業より、熱海温泉とともに歴史を刻んできた伝統ある旅館です。数々の著名人に愛され、家族代々足を運ぶ常連の方もいるなど、多くのお客様に親しまれています。今も昔も変わらぬ人気を支えているのは、200余年にわたり培ってきたきめ細やかなおもてなしと、時代のニーズに応え進化し続けている柔軟な姿勢です。

こちらの旅館は家族旅行などで利用する方が多く、幅広い年齢層が訪れるため、御年配の方や足の不自由な方に合わせてロビーを改装し、入口にはスロープを設置して車椅子に対応するなど、館内のバリアフリーに取り組んでいます。また、乳幼児等を連れたお客様へ向けて、バウンサーや電子レンジといったグッズの無料貸出や、宿に着いてすぐに寝かせられるよう、事前に布団を敷いておくなどのサービスも行っています。

写真:古屋旅館1

写真:古屋旅館2

写真:古屋旅館3

お客様のニーズに応えることが、ユニバーサルデザインにつながる

古屋旅館では近年、年配のお客様へ向けたサービスの充実を図っています。御年配のお客様は足腰に不安のある方が多く、10年程前から旅館の設備について問い合わせや要望が増えてきたためです。そこで安全面に配慮し、施設設備を見直しました。

広い玄関には補助用の手すりや椅子を用意し、ロビーは段差を無くして車椅子でも通りやすい空間を確保しました。館内用の車椅子は3台あり、無料で貸出しています。本館にはエレベーターが設置されており、部屋の入口まで車椅子で行けるため、御年配や足の不自由な方は本館へ案内しています。

客室の和室はすべて12.5畳以上の造りにし、踏込みも広く取ってより快適にしました。大浴場の浴槽の入口には手すりを設置し、より落ち着いて温泉を楽しみたいという方に向けては、露天風呂や内風呂が付いた客室を12室用意しています。

これらの見直しは安全性の向上、プライベートの保護にもつながり、多くのお客様にとっても使いやすい、ユニバーサルデザインにも結びついています。【古屋旅館(熱海市)2へ続く】

写真:補助用の手すり

写真:椅子

写真:館内用の車椅子

写真:本館のエレベーター

写真:大浴場の手すり

写真:客室の露天風呂

企業情報

  • 熱海市東海岸町5丁目24番地
  • 電話番号:0557-81-0001
  • ファクス番号:0557-83-6635
  • 受付時間:8時〜12時/13時30分〜20時

このページに関するお問い合わせ

くらし・環境部県民生活局県民生活課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3341
ファクス番号:054-221-2642
shohi@pref.shizuoka.lg.jp