ダイバーシティ研修 Diversity workshop(伊豆市)
【伊豆市ではこんな活動をしています】
伊豆市は東京2020オリンピック・パラリンピック自転車競技の開催地です。2019年10月30日から11月1日までに5回開催したダイバーシティ研修は、原則として伊豆市の全職員が参加しています。内容は下記のとおりです。
- 永尾由美さん(パラリンピックメダリスト)から障がい理解のレクチャー
- 障がい別(目の不自由な方)コミュニケーション体験
- 受講者同士で考えるグループワーク
- 私の「あすチャレ宣言!」
【2020に向けて、伊豆市のその他の取組】
- 都市ボランティアを目指す人の養成研修
- ランニングバイク出前講座
- 小学生のための自転車乗り方教室
- 幼稚園から中学校まで異文化を理解する講座の実施「グローバルな視点で伊豆市をみてみよう」
- パラリンピックスポーツの体験会ボッチャなどを開催
- 東京五輪音頭-2020-の普及
- 海外からのお客様対応のために小規模店にもキャッシュレス導入の促進
パラリンピック開催を前に、多様性について理解を深めておくために。
伊豆市は、東京2020オリンピック・パラリンピック自転車競技の開催地。そこで、東京2020大会の基本コンセプトのひとつ「多様性と調和」への理解を深めるために、日本財団パラリンピックサポートセンターが提供する「あすチャレ!Academy」を実施。非常勤や臨時職員を含めた全職員を対象に、同じ内容で5回開催しました。講師にはソウルパラリンピックの金メダリスト永尾由美さんを招き、障がい理解のためのレクチャーをしていただき、さらに、コミュニケーション体験やグループワークなど実践的な研修を通して、市職員の共生社会への意識を高めるきっかけとなりました。
UDの取り組み〈実践者からのメッセージ〉
日々の仕事でもいろいろな立場の人の視点で考えるようになりました。
以前、参加したあすチャレ研修に感動し、全職員369人を対象に職員研修を開催。障がいのある方とのコミュニケーションを主に学びましたが、共生社会やバリアフリーの意識はすべての人に対して持つべきもの。相手のことを考えてサービスを行うことは市職員の基本でもあります。この思いが、参加した職員からその家族や友達に広がり、市全体があたたかな気持ちで大会を迎えられるようにこれからも活動していきます。伊豆市で行われる自転車競技はあまり知られていない競技ではありますが、自分のまちでオリンピック・パラリンピックが開催されるなんてものすごいチャンス。1人でも多くの市民に何らかの形で関わってもらいたいと思っています。
伊豆市で感じたUDポイント
目の不自由な方の気持ちになって障がい別のコミュニケーションを体験
障がいのある方とコミュニケーションをとるためのワークショップを体験。日常生活の中で、困っている方への声のかけ方などを学びました。実際に目の不自由な人の立場に立ってみると、どう接してもらいたいか理解が深まります。
車椅子の彼(彼女)とデートに行くなら、どうする?
もし彼(彼女)が車椅子だったら、どんなデートをする?それは何故?とグループごとにディスカッション。正解を求めることよりも大事なのは、相手の立場で考えてみること。他の人の意見に耳を傾けることで、よりよい方法を見つけ出していく過程こそが共生の精神です。
研修終了時に決意表明私の「あすチャレ宣言!」
共生と調和について理解を深めたら、次のステップとして自分はどう行動していくのか、自分なりのあすチャレ宣言を。「もっと人に歩みよろうと思う」など、学んだことを活かしながら、一人ひとりに力を2020大会に向けて大きく連携していきます。
こんな取り組みもしています
東京五輪音頭-2020-を踊ってオリンピックを身近に感じています
市職員が踊っていた東京五輪音頭-2020-を見た市民の方が興味を持ってくださり、子どもから大人まで50団体以上が振り付けを覚えて踊っています。盆踊りや地域のイベントでも人気。音源の貸出や、振り付け練習会なども行い、踊って楽しみながら、市全体で2020大会を盛り上げています。
団体情報
- 伊豆市産業部東京オリンピック・パラリンピック推進課(伊豆市小立野24-1)
- 電話番号:0558-74-2020
- ファクス番号:0558-72-9909
- 営業時間:8時30分から17時15分(平日)
このページに関するお問い合わせ
くらし・環境部県民生活局県民生活課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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ファクス番号:054-221-2642
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