東名高速道路　EXPASA足柄　下り　Tomei　Expressway　AshigaraSA（Aichi-bound）（小山町）

特に「障害のある方」、「高齢者」、「子ども連れの方」、「外国人」へ配慮した取り組みを行っています。

主なUD設備：車椅子対応トイレ、スロープ、車椅子貸出、障害者用駐車場、補助犬、オムツ替えスペース、授乳室、拡大鏡・老眼鏡貸出、多言語対応、多言語表記、Wi-Fi、クレジット対応、免税（一部）、オストメイト対応トイレ、筆談対応、EV充電ステーション他

伊豆や箱根への玄関口として快適な旅を支える憩いのスペース

EXPASA足柄は、富士山の見えるサービスエリアとして人気が高く、箱根や伊豆地区への観光の玄関口として賑わっています。面積も駐車台数も日本有数の大きさを誇ります。施設内の通路は広々として車椅子やベビーカーでも通行しやすい構造。授乳やオムツ替えスペースや電子レンジを完備したベビールームもあります。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前に、館内表示のピクトグラムや観光コンシェルジュでの翻訳機の導入、またムスリムメニューの提供など、訪れる外国人客の対応にも積極的に取り組んでいます。

UDの取り組み〈実践者からのメッセージ〉

インバウンドの方に便利な施設は、誰でも使いやすい施設になります。とにかく始めることが大事ですね。

EXPASAはサービスエリアに付随する複合施設のこと。足柄は圧倒的にレジャー利用の方が多く、富士山や伊豆・箱根などを訪れる外国人の来場も増えてきています。インバウンド利用者の便利を図るために様々な取組をしてきましたが、2020年の東京オリパラを前にさらに進めていく予定です。その一例として、日本語のわからない方にも理解してもらえるように取り入れたピクトグラムでしたが、一目でわかるために誰にとっても理解しやすいものになりました。とにかく始めることが大事。よかったら続ければいいし、よくなかったら改善していこうという精神で。お客様満足度の観点からも満点となることはありませんが、徐々に完成形に近づけていこうと日々努力しています。

UDポイント

ムスリムの方のために食事メニューを学生と共同作成

相模女子大学の学生たちと共同で、ムスリムのためのノンポーク・ノンアルコールのメニューを開発。高速道路SAでは初となる礼拝堂も設けています。

館内表示をピクトグラムで誰にも、大きくわかりやすく

どこの国の人が見ても一目でわかるように、館内表示にはピクトグラムを採用。大きく表示して、遠くからでも目的の場所に迷わずアクセスできる工夫です。

コンシェルジュでは翻訳機を導入して対応

30か国の言葉に対応できる翻訳機をコンシェルジュカウンターに導入。道路案内や周辺観光の問い合わせにも対応できるように準備しています。

すぐに始められるUDアイデア

飲食店ではアレルギー表示もアイコンを使用してわかりやすく

館内表示にピクトグラムを採用したことから、フードコートでもアレルギー表示をわかりやすくイラストで伝えていくことを企画。各店それぞれの対応になりますが、時には命にかかわることでもあり、外国の人にもわかりやすく、安心して食事を楽しんでもらえるように考えました。

施設情報

• 駿東郡小山町桑木
• 電話番号：0550-83-1842
• 営業時間：7時00分から19時00分（エリア・コンシェルジュ）
• 休日：なし

• EXPASA足柄下りホームページ（外部リンク）