千代田タクシー株式会社(静岡市)
全ての人に快適な移動を提供する「UDタクシー」をいち早く導入
タクシーは人々の生活に欠かすことのできない「移動」を支える、大切な役割を担っています。千代田タクシー株式会社は1967年の創業以来、地域の暮らしを支えるとともに、すべての方々に「快適な移動」を提供することを目指し、さまざまな取り組みを行っています。加藤高立社長は福祉について非常に関心が高く、ユニバーサルデザインの理念にも早くから着目し、独自の取り組みを展開してきました。
1976年には一般のセダン型タクシーに車椅子を積載できる装置を独自に開発し、車椅子利用者でも利用できるタクシーの運行を、全国に先駆けてスタートさせました。さらに1988年には首都圏以外で初めて、ユニバーサルデザイン(UD)・タクシーを導入しました。
自社開発のUDタクシー「ユニキャブ(R)※」や福祉輸送専用車を運行
1988年当時、障がいのある方も健常者も利用できるUD車両は、どこの自動車メーカーも作っていませんでした。そこで、7人乗りのワンボックス車を自社で工夫して、リフトで車椅子を積める車両を開発し、「ユニキャブ(R)」と名付け、UDタクシーとして導入しました。しかし、7人乗りは大型扱いとなり料金が高額になるため、改善を重ねて小型扱いのユニキャブ(R)を開発しました。
現在では、自動車メーカーが開発したUDタクシーを加え、計5両を備えていますので、用途や人数に応じて選ぶことができます。ほかにも、ストレッチャーで寝たままで移動できる福祉輸送専用車を運行しており、入退院の移動や旅行などにも利用することができます 。 【千代田タクシー株式会社(静岡市)2へ続く】
※「ユニキャブ」は登録商標。Rの文字を丸で囲った文字は機種依存文字のため、()にて代用
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