風の森ファーム&ユニバーサル農業研究会＠ふくろい

農業と福祉がつながる、ユニバーサル農業

風の森ファーム＆ユニバーサル農業研究会＠ふくろいは、障がいのある方の自立を支援する福祉施設「風の森」の農園・風の森ファームにて「ユニバーサル農業」を実践することで、地域の中で農業と福祉をつなぐ活動をしています。

代表の長島康男さんにユニバーサル農業について伺うと、言葉のとおり「誰もが参加できる農業」であり、障がいのある方が担い手となって地域の農業を支えていくとともに、地域の方々が障がいへの理解を深め、共に地域の農業と福祉を支え合っていけるような「農福連携」を目指すものなのだ、と説明してくれました。

また、こちらの活動は風の森を利用する方たちが手に職をつけ、収入を得られるようするための支援でもあります。

障がいのある方たちの生活を支えていけるように

風の森を利用する方は比較的障がいが重い方が多く、できる作業に限りがあります。また賃金は決して十分な額とはいえず、非常に低いのが現実です。

そこでこちらの団体では、藍の栽培と藍染製品の製作・販売、ブドウや椎茸の栽培・販売などを行い、利用する方たちが少しでも多くの収入を得られるように取り組んでいます。より高い価格で販売するためには、できるだけ良いものをつくらなければならないことから、地域の方々や技術を持つ方々からの指導や、協力が欠かせません。 【風の森ファーム&ユニバーサル農業研究会＠ふくろい（袋井市）2へ続く】

• 風の森ファーム＆ユニバーサル農業研究会＠ふくろい（袋井市）2

団体情報

• 袋井市村松1457番地4（指定障がい福祉サービス提供事業所風の森内）
• 電話番号：0538-44-8877（同上）
• ファクス番号：0538-44-8878（同上）