静岡県浙江省経済交流促進機構全体会

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1068567  更新日 2025年1月10日

印刷大きな文字で印刷

静岡県と浙江省は、1982(昭和57)年に友好提携協定を締結してから今年で42年目になります。この間、両県省は経済、農業、教育、文化、環境、防災など様々な分野で交流を進めてきましたが、これらの双方向の交流の繋ぎ役を担ってきたのが、静岡県・浙江省経済交流促進機構です。

 

同機構は、1993(平成5)年10月に両県省の行政、企業・団体の代表者等を構成員として設立されました。以来毎年1回、双方の代表委員が一堂に会し、交流の進展状況や今後の事業計画等を話し合う全体会議を、本県と浙江省で交互に開催してきました。

 

コロナ禍で相互往来ができなかった期間もオンライン会議により交流を深めてきましたが、今年度5年振りに全体会議が浙江省で開催されることとなり、11月6日から9日にかけて、増井副知事を団長とする静岡県経済交流代表団の一員として浙江省を訪問してきました。

 

全体会議では、両県省合わせて80名を超える関係者が集い、浙江省側の主席代表を務める盧山(ろ・ざん)副省長からは、今後の双方の人的往来の活発化に伴い、これまでの交流分野に加え、スポーツや高齢者介護分野等での交流の推進を期待すると発言がありました。本県からは、両国が抱える課題でもある人口の高齢化や環境問題での連携、医療健康産業の更なる振興や富士山静岡空港の利活用促進等について発言をしました。

 

また、期間中は杭州市内の自動車関連企業やAI・IoTシステム開発企業、高齢者介護施設の視察もしてきました。工場のオートメーション化や生体認証システムの普及など、世界トップレベルとも言われる中国のデジタル技術の社会実装を体感するとともに、このような浙江省内企業の持つ強みと県内企業のノウハウを組み合わせ、互いの発展を目指す企業間交流協定の調印式も執り行われました。

 

県では引き続き、40年以上の長きにわたり培われてきた浙江省との友好関係を尊重し、両県省の交流と発展を促進してまいります。

 

最後に、11月30日に中国渡航におけるビザ免除措置が適用され、中国への訪問が身近になりました。御覧いただいている皆さまも、ぜひ友好都市・浙江省の省都杭州市へ富士山静岡空港を利用して訪ねてみてください。

全体会議の様子

<全体会議の様子>

視察先が開発したモニタリングシステムの説明の様子

<視察先が開発したモニタリングシステムの説明の様子>

このページに関するお問い合わせ

知事直轄組織総務課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2081
ファクス番号:054-221-2750
chokkatsu_soumu@pref.shizuoka.lg.jp