中国技術研修員3名が来静しました！

令和6年10月28日（月曜）に中国から来られた技術研修員3名の表敬を受けました。研修員は10月27日（日曜）に来静し、令和7年2月27日（木曜）までの約4か月間、本県に滞在しながら研修を受けます。

 

この事業は、本県と友好都市である中国浙江省と首都である北京市から、研修員を受入れて、人材育成を通じた国際協力を行うと共に、中国と本県との理解・交流を促進するものです。また昭和56年から続いている地域外交課の中で最も歴史が長い事業でもあります。

 

今年度は、浙江省から医療・介護分野で各1名ずつ、北京から経済分野で1名の計3名を受入れました。

医療分野は県立総合病院、介護分野は県健康福祉部及び民間介護施設、経済分野は一般財団法人静岡経済研究所及び県立大学グローバル地域センターで研修を実施します。

 

研修員の皆様は、この研修に向けて、来静前に約2か月間、ほぼ毎日、仕事の合間に2時間オンラインで日本語の勉強に励んでくれました。最初はあまり話せませんでしたが、ひらがな・カタカナから勉強して、表敬訪問では、日本語でこの研修に対する抱負を発表するまでに成長し、非常に嬉しく思います。

 

県立総合病院で研修する裴（はい）さんは、「日本では研修分野の消化器外科関連の手術が進んでいるため、一生懸命勉強して中国にも技術を取り入れたい」と意気込みを語ってくれました。

 

＜医療分野研修員の裴（はい）さん＞

私からは、研修だけでなく、休日は積極的に県内外に旅行に行って、日本を知って欲しいと伝えました。

 

研修員の皆様には、本事業を通じて様々なことを学んでいただき、帰国後も益々御活躍されることを願っています。

 

本県では、引き続き中国との人材交流を通じた交流の深化に努めてまいります。

 

＜研修員3名と一緒に＞