若者たちが創り出す日韓交流

7月28日から8月2日まで、本県と韓国忠清南道との交流の一環として、公募で選ばれた本県の高校生10人を忠清南道に派遣しました。

現地では韓国K-POP高校の生徒と共に寮生活を送りながら、K-POPダンスや音楽の授業を体験しました。また忠清南道で有名な海苔工場、塩辛展示館の見学や茶道などの伝統文化の体験を通じて、両国の理解を深めました。

伝統文化体験の様子

塩辛展示館見学

プログラムの最後には、両国の参加者による発表会が行われ、私もその場に参加させていただきましたが、両国の高校生が息を合わせてK-POPを歌ったり踊ったりする姿に、言葉は通じなくとも、ダンスや歌が言葉を超えたコミュニケーションの手段となり、異文化交流を通じて得た絆がしっかりと表現されていることを感じ、大きな感動を覚えました。

発表会の様子

参加者からは「共通の目的に向かって一緒に頑張り、楽しむ事でコミュニケーションを深め、韓国をより身近に感じ友好的な関係を築けた」との感想や「韓国の人々の温かさを感じた」との声が寄せられました。

 

韓国K-POP高校の先生と記念写真

また、新たな交流として忠清南道の主催の日韓高校生e-スポーツ交流事業が行われました。

本県からは、県立高校で初のe-スポーツ部を持つ県立伊豆総合高校土肥分校の生徒4人が参加しまし、韓国忠清南道内の二つの高校と、忠清南道と交流のある熊本県及び奈良県の高校生とともに、人気シューティングゲーム「ヴァロラント」で交流試合を行いました。

e-スポーツ交流の様子

今回の参加者には、韓国での経験や知識、そして訪問先での仲間とのつながりを今後も大切にし、静岡県と韓国との架け橋となることを期待しています。

本県は、今後も引き続き青少年交流等を通じ、友好提携先である韓国忠清南道との交流を継続してまいります。