関西地区の総領事館の皆様と意見交換をいたしました。
このたび、静岡県大阪事務所とともに、関西にある本県と関係の深い国の総領事館を訪問し、本県の地域外交や「東アジア文化都市2023静岡県」への取組状況、観光・産業経済等をPRするとともに、総領事の皆様と意見交換をしてまいりました。
本県の友好提携先である浙江省がある中華人民共和国の薛剣(せつけん)大使級総領事からは、「2010年に開催された上海万博では、静岡県が3776キャンペーン(*1)を行い、多くの静岡県民が万博に訪れた。とてもインパクトがあり、さすがだと思った。今後も同様の取組を実施し、多くの日本の方々に中国に来ていただきたい。」とのお話がありました。
同じく友好協定を締結するドルノゴビ県があるモンゴル国のアルタイ・エンヘアマガラン総領事からは、「現在、モンゴル国内では静岡県の産品を見かけることは余りない。静岡県のお茶はきっと人気が出ると思う。輸出などで形にしたら如何か。」とアドバイスをいただきました。
また、人材育成及び経済分野での協力覚書を結ぶ西ジャワ州があるインドネシア共和国のディアナ・エミッラ・サリ・スティクノ総領事からは、「インドネシアには若い人材が多いので、静岡県が実施する高度人材の静岡県内企業への就職促進(*2)に協力できる。インドネシア大使館とも関係を強化した方がよい。」と心強いお言葉をいただきました。
そのほかにも、大韓民国の在大阪総領事館と在神戸総領事館、パナマ共和国在神戸総領事館を訪問いたしました。関西地区の総領事館は、直接は静岡県を管轄していませんが、皆様、我々を温かくお迎えいただき、貴重な情報や御意見を賜りました。
国同士の政治状況に左右されることなく、友好を深めることができるのが「地域外交」です。今後も、地域外交により、海外との関係を構築し、ネットワークを深化させてまいります。
(*1)3776キャンペーン(ふじのくに3776友好訪中事業)
平成22年5月1日から平成23年3月31日までに、富士山の標高3,776メートルにちなんだ3,776人が、友好提携先の浙江省と上海万博を訪問することを目指したキャンペーン。6,042名が参加。
(*2)海外高度人材の静岡県内企業への就職促進
人口減少による人手不足の影響を受ける県内企業を支援するため、静岡県内での就職を希望する海外の高度人材と県内企業のマッチングを実施。令和5年度は、モンゴル、インドネシア、ベトナム、インドを対象に、海外合同面接会やオンライン就職面接会を行う。
(中華人民共和国 薛剣大使級総領事と)
(モンゴル国 アルタイ・エンヘアマガラン総領事と)
(インドネシア国 スティクノ総領事と)
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