ネパールのトリブバン大学で静岡県をアピールしました!
7月、今年度から交流に取り組み始めたネパールを訪問しました。
令和5年度の出入国在留管理庁の統計によると、国内在留ネパール人は15万人を超え、本県でも4,000人を超えています。ここ最近の県内での外国人労働者数対前年増加率でも1位や2位と上位を占め、県内の留学生の約4分の1に当たる1,000人弱はネパールの方々です。こうした、県内での外国人労働者増加率や留学生数を踏まえ、本県は、ネパールとの交流をスタートさせました。
その1つが、ネパール人材と県内企業との就職面接会です。本県では、これまでに、モンゴル、ベトナム、インドネシア、インドの4か国で、外国人材と県内企業との就職面接会を行ってきました。令和6年度は、ここに新たにネパールを加えた5か国で実施しています(昨年度のインド人材との就職面接会に関する記事がございますので、こちらもご覧ください。)。
ネパール人材と県内企業との就職面接会は、令和7年2月22、23日に、カトマンズで行います。この就職面接会は、「技術・人文知識・国際業務」(技人国)の在留資格を取得可能な方を対象としていますが、県内の技人国による在留者のうち、ネパールの方々は2位となっています。
この夏のネパール訪問は、就職面接会に先立ち、現地での本県のプレゼンス向上を図るために実施しました。首都カトマンズにある、国内唯一の国立大学トリブバン大学を訪問し、教授陣や学生を前に、本県の魅力と就職面接会についてプレゼンテーションを行いました。トリブバン大学は、多くの優秀な学生を輩出し、日本の大学との交流実績も豊富な、ネパールの最高学府です。
教授陣の皆様からは、今後の本県との交流に関し、前向きなお言葉をいただきました。本県のことを知っていただいた多くのトリブバン大学の優秀な学生に、就職面接会に参加いただけることを期待しています。
今回の訪問は、ネパールとの交流初年度である本県にとって、よい滑り出しとなりました。今後も就職面接会をはじめ、様々な交流事業を推進し、ネパールの持つ活力の県内への取り込みにつなげてまいります。
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