静岡県と台湾を結ぶ、駐在員事務所の取組~「日台友情・共に走ろうサイクリング環島」イベント開催~

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ページID1005011  更新日 2023年1月24日

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新型コロナウイルス感染症の流行拡大により、海外との人的往来が困難である中、本県の海外駐在員事務所では現地駐在の強みを活かし、様々な取組をしています。今回は静岡県台湾事務所の取組をご紹介します。
2011年の東日本大震災から10年目を迎える今年、日本台湾交流協会(台湾における日本大使館に相当)は、多大な支援を受けた台湾へ感謝の意を改めて示すため、「日台友情」をテーマに、1年間を通じて記念イベントを開催していくことを発表しました。
静岡県台湾事務所では、日台友情の機運を高めるとともに、本年を「自転車旅行の年」としてサイクリングを通じた台湾の魅力を発信している台湾観光局のプロジェクトを盛り上げようと、台湾に駐在する日本の他の自治体職員に呼びかけ、日本人駐在員等計16人で、自転車で台湾を一周(環島(かんとう))する企画「日台友情・共に走ろうサイクリング環島」を12月に実施しました。
台湾の人々にとって「環島」は、台湾人としてのアイデンティティを確立するための大切なイベントであり、台湾最高峰の玉山(標高3,952m)への登頂、台湾最大の天然湖である日月潭(にちげつたん)を泳ぎ渡ることとあわせて、「台湾人であれば必ず達成すべき3つの挑戦」の1つとされています。
台湾を自転車で一周するには、総走行距離900km近くを走らなければなりません。日本の自治体職員によるこの過酷な挑戦は、訪問各地でメディアに取り上げられ、テレビ、インターネット記事を含め20回以上報道されました。日本台湾交流協会Facebookに環島の様子を伝える記事を投稿したところ、のべ6,000件以上の「いいね!」や、「加油(がんばれ)」といった励ましなど多くのメッセージをいただきました。
現地に飛び込み、その文化を深く理解し、信頼関係を築くこうした取組は、オンラインではできない、駐在員事務所がある本県だからこそできる交流です。
本県の各海外駐在員事務所では、静岡県と現地との架け橋として、今後も様々な活動を展開していきます。

写真:サイクリング
環島中の様子
写真:閉会式
開会式の様子

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