しずおか文化財ナビ 金銅装笈
- よみ
- こんどうそうおい
- 指定区分、指定種別
- 国指定/有形文化財 ・ 工芸品
- 指定日
- 1950年8月29日
- 員数
- 1背
- 所在地
- 静岡県浜松市浜名区三ヶ日町福長220-3
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 午前9時30分-午後5時30分(不定休) 有料
文化財の説明
高さ 77.0cm
室町時代
笈は修験の山伏などが背負う箱である。聞くところによると、修験道の中心地のひとつ白山には、笈ヶ岳と名づけられた山があるという。春になると、笈の形の雪形が山腹に現れるという。
もともとは本箱であるが、食糧・日用品・仏像・仏具などを入れ、持ち運ぶ。背負う箱であるので平たく、短い脚がついている。内部は棚で2段に仕切られる。
この笈は、箱の前面を薄い銅板で覆い、それに蓮池や松竹梅の文様を描く。銅板には鋲によって留められているが、それもまた装飾になっている。(出典「ふるさと静岡県文化財写真集 3 彫刻・工芸品・歴史資料・考古資料編」(編集・発行:静岡県教育委員会))
地図情報
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