しずおか文化財ナビ 木造釈迦如来坐像及び両脇侍像3軀 ほか26躯
- よみ
- もくぞうしゃかにょらいざぞうおよびりょうわきじぞうさんく ほか26く
- 指定区分、指定種別
- 県指定/有形文化財 ・ 彫刻
- 指定日
- 2011年12月2日
- 員数
- 29躯
- 所在地
- 静岡県浜松市浜名区細江町中川65-2
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 午前10時-午後4時 有料
指定内容
【指定名称】 木造釈迦如来坐像及び両脇侍像3軀 釈迦如来坐像の背面に寛文七年四月十六日、洛陽大仏師法橋康祐の銘あり 木造達磨大師坐像・伝武帝倚像2軀 木造二十四善神立像24軀
【指定資料】 宝林寺は、寛文4年(1664年)に開創された黄檗宗の寺院である。 造像技法はいずれも寄木造り、金箔、金泥、彩色を施し、彫眼である。本尊釈迦如来坐像は、背面にある陰刻銘により仏殿が建立された寛文7年(1667)に仏師康祐によって造立したことが確認できる。また、その他の像も作風と造像技法、頭部内納入の紙片から本尊とほぼ同時期に康祐(または康祐工房)によって造立されたと考えられる。 これらの像は、中国明代の様式を取り入れた極めて整った造形を、日本古来の堅実な造像技法によって制作しており、江戸時代前期の優れた仏像の一群といえる。
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