しずおか文化財ナビ 方広寺七尊菩薩堂
- よみ
- ほうこうじしちそんぼさつどう
- 指定区分、指定種別
- 国指定/有形文化財 ・ 建造物
- 指定日
- 1954年9月17日
- 員数
- 1棟
- 所在地
- 静岡県浜松市浜名区引佐町奥山1577-1
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 随時 午前9時-午後16時(受付は15時30分まで) 有料
文化財の説明
奥山半僧坊の名で親しまれている方広寺は、明治14年の山火事による類焼でほとんどの建物が焼失し、往時の姿をとどめているのは、60余の堂塔のうちこの七尊菩薩堂だけとなってしまった。簡素な覆屋の中にあるため気づきにくいが、今から590年前の室町時代の中期、応永8年(1401)に建立された県内最古の優れた建物で、鎌倉末期の様式を残す貴重な資料である。規模は間口90cm、奥行150cmと小さいが、流造こけら葺の屋根は優美である。向背の虹梁が唐破風型であるのは珍しく、柱も面を大きく取り、斗栱は背が高く、肘木の線はのびのびとおおらかである。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集」1建造物編)
地図情報
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