しずおか文化財ナビ 方広寺七尊菩薩堂

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1021423  更新日 2024年1月5日

印刷大きな文字で印刷

写真:方広寺七尊菩薩堂

よみ
ほうこうじしちそんぼさつどう
指定区分、指定種別
国指定/有形文化財 ・ 建造物
指定日
1954年9月17日
員数
1棟
所在地
静岡県浜松市浜名区引佐町奥山1577-1
一般公開有無
駐車場の有無
公開情報
随時 午前9時-午後16時(受付は15時30分まで) 有料

文化財の説明

奥山半僧坊の名で親しまれている方広寺は、明治14年の山火事による類焼でほとんどの建物が焼失し、往時の姿をとどめているのは、60余の堂塔のうちこの七尊菩薩堂だけとなってしまった。簡素な覆屋の中にあるため気づきにくいが、今から590年前の室町時代の中期、応永8年(1401)に建立された県内最古の優れた建物で、鎌倉末期の様式を残す貴重な資料である。規模は間口90cm、奥行150cmと小さいが、流造こけら葺の屋根は優美である。向背の虹梁が唐破風型であるのは珍しく、柱も面を大きく取り、斗栱は背が高く、肘木の線はのびのびとおおらかである。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集」1建造物編)

地図情報

地図

このページに関するお問い合わせ

スポーツ・文化観光部文化局文化財課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3183
ファクス番号:054-250-2784
bunkazai@pref.shizuoka.lg.jp