しずおか文化財ナビ 中村家住宅
- よみ
- なかむらけじゅうたく
- 指定区分、指定種別
- 国指定/有形文化財 ・ 建造物
- 指定日
- 1973年6月2日
- 員数
- 1棟
- 所在地
- 静岡県浜松市中央区雄踏町宇布見4912
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 金土日祝のみ 有料 午前9時30分-午後4時30分(受付は16時まで)
文化財の説明
中村家は鎌倉時代から続く名門で、江戸時代には代官職を務めた家柄であり、また徳川家康の次男、結城秀康の誕生した家としても有名である。
建物は、桁行22.1m、梁間12.0mの茅葺寄棟造で、これに後世増築された茶室とはなれがつく。棟は棧瓦で押え、鳥衾のついた鬼瓦が両端にすえてある。構造は棟通りに一間ごとに柱を立て、この柱筋と前後2本本柱筋に敷桁を通し、そのうえに小屋梁を架ける。本柱筋から一間外方が側柱で、小屋梁は本柱筋から約半間持ち出し、その上に二重梁式の和小屋を組む。棟瓦には元禄元年と記されており、創建年代もこの前後と思われる。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集」1建造物編)
地図情報
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