「南アルプスが輝く未来デザイン」を策定しました!
静岡県、山梨県、長野県にかかる南アルプスには、多くの貴重な動植物が生息・生育しています。また、古くから地元の人々の心の支えとなり、数々の伝統文化を生み出してきました。
一方で、静岡県に位置する南アルプスでは「南アルプスの認知度の向上」、「アクセス方法の改善」、「自然環境を保全するための基礎情報の収集」、「地域の生活に潤いをもたらす仕組みづくり」などが課題となっております。
令和6年3月末、「南アルプスを未来につなぐ会(会長:山極壽一 総合地球環境学研究所所長)」にて、南アルプスがもたらしてきた数多くの恩恵を再認識し、ここから生まれ出る魅力を通じて、南アルプスが次代に引き継がれていく姿と、そのための取組等を提案する「南アルプスが輝く未来デザイン」を策定しました。
この中では、自然や山登りが大好きな主人公の中学生と南アルプスを象徴する登場人物の対話によりストーリーが展開されています。
南アルプスの「天狗さん」と「ライチョウさん」に自然の魅力を聞き、おじいちゃんと地元の伝説の英雄「てしゃまんく」に南アルプスの恵みで築かれた文化を語ってもらっています。
冊子は以下のアドレスから閲覧することができます。多くの方々にご一読いただき、南アルプスの未来に関するご意見をいただければ幸いです。
また、静岡県では南アルプスの価値を再認識し、環境保全や魅力発信をするための基金「南アルプス環境保全基金」を創設しております。企業版ふるさと納税による寄付も募集しておりますので、関心のある企業の皆さまは、こちらもぜひご一読ください。
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