女性特有の健康課題の理解促進
くらし・環境部が進める、働く女性が直面する月経、妊娠・出産、更年期といった健康課題への取り組みが、5月16日の静岡新聞朝刊に掲載されました。
これらの体調や心身の変化は周囲に理解されにくく、当事者も悩みを打ち明けにくいことがあります。県では、誰もが無理なく働くことができ、困った時に「ちょっと相談したい」と気軽に言える職場環境づくりを目指しています。
男女雇用機会均等法が成立して40年、共同通信社が5月17日にまとめた主要企業の女性役員アンケートでは、2030年の政府目標「女性役員比率3割」について、54%が「達成できない」と回答しており、背景には経営層の意識改革の遅れや性別役割分業があると指摘されています。
こうした社会全体の課題も踏まえ、制度の整備と理解の促進を通じて、誰もが「ちょっとつらい」と遠慮なく言える社会の実現こそが、女性活躍の基盤となると考えます。
くらし・環境部は、誰もが安心して自分らしく働ける静岡県を目指し、引き続き取り組みを進めてまいります。
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