2018年度働き方改革先進企業(ローム浜松株式会社)
LSI・LED等の製造
ローム浜松株式会社
- 所在地
- 浜松市南区三和町10
- 代表者
- 江口英和
- 業種
- LSI・LED等の製造
- 従業員数
- 201名(男性178名/女性23名)
- 取り組み
- 今の働き方を”ゼロベース“で見直し、単なる改善ではなく「改革」を!
働き方改革のステップ
取組みのきっかけ
かねてから課題としてきた「時間外労働の削減」と「生産性のさらなる向上」。昨今の働き方改革推進の流れを受け、取組みが急務であると判断。労働生産性、有給休暇取得率などの改善目標を掲げ、2016年11月に働き方改革委員会を設置した。
目指す姿
働きやすさを追求し、「仕事の質」を極限まで高めることで生み出される成果や時間。「働く時間の価値」を高め、それを皆で評価して「働きがい」に繋がる活動をしていく。その先に「ライフの時間の価値」を高め「生きがい」に繋がる活動を見据えて、「ワークとライフの充実」を実現していきたい。
推進担当者からのコメント
人事課長 笠間友輔
村井芳
取組みの工夫、苦労した点など
働き方改革委員会を設置して2年目の2017年。若手社員を中心とした新体制で臨んだものの、抜本的な改革には繋げられず歯がゆく思ったことも。各部署や委員会など組織の既存の取組みとその成果を「働き方改革」視点で改めて集約し、ベクトルを合わせることで働き方改革へのモチベーションを保ちつつ各活動の発展を促し、社内全体の意識改革を進めています。
働き方改革 これからの課題と取組み予定
有給休暇取得率は年々上がってきてはいるものの、さらなる取得率増加を目指し、2019年4月より時間単位有給休暇制度の導入を予定。「仕事の質」を上げ、総労働時間を減らしつつ「風通しの良い組織づくり」や「自己啓発サポート」などの活動を企画し「働きがい」や「生きがい」に繋げていきたいです。また、働き方改革に関する広報活動にも力を入れていきます。
時間外労働削減・有給休暇取得率アップは、経営トップの強いメッセージが鍵
時間外労働の削減、有給休暇取得率アップなど抜本的な意識改革が必要となる課題は、年度初めに社長自ら具体的な目標と実現への想いを全社員に発信し改革をスタートさせた。
「生産量は増やしつつ、総労働時間を減らす」言うは易く、行うは難し
社内の働き方改革機運が高まった2018年4月、大小問わず定例会議をゼロベースで見直し。各組織、会議単位で主体的に削減目標を掲げてもらい、会議の必要性や目的を再確認のうえ人数や所要時間を精査。その結果、大幅な会議時間の削減に成功した。
自発的に改善するボトムアップの風土へ
個人的な記念日などに使える「Anniversary休暇」や自己啓発を推奨する「Challenge休暇」を設定。管理職が進んで取得することで、申請しやすい環境を作っている。また、休憩室や食堂内に、有休取得状況を書いたPOPを設置し、意識向上に努めている。
若手社員の離職防止。「仕事のやりがい」を感じる機会を創出
新卒社員が相談しやすい環境を作る一環としてメンターメンティ制度を開始。今年は入社4年目以降の若手がメンターとして活躍している。メンター同士のつながりを深めるべく週1回のメンターミーティングを開催。さらにOJT担当者との合同研修を実施し、新入社員の育成状況を共有している。
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